足部骨【足根骨・中足骨・足趾骨】イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

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足部骨【足根骨・中足骨・足趾骨】イラスト図解でわかりやすい骨解剖学

2024-07-15 10:13| 来源: 网络整理| 查看: 265

二本足歩行を行う人間の立位歩行において唯一の接地面となる特殊な足部構造を作る【足根骨・中足骨・足趾骨】骨解剖学(解剖学構造)をイラスト図解を使ってわかりやすく解説しています。

足部骨【足根骨・中足骨・足趾骨】とは?どこにあるどんな骨?

足部(足首以下)は、立位歩行時に地面や床と接する面を作る複数の小さな骨の集合体で構成されていて、その構造や役割から大きく3つに分類できます。

分類特徴含まれる骨足根骨かかとや土踏まずなどを構成する骨近位列:踵骨・距骨遠位列:舟状骨・内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状骨・立方骨中足骨かかと部分の骨と足趾骨をつなぐ骨第1中足骨〜第5中足骨足趾骨足のゆびを構成する骨第2〜第5趾:「基節骨」+「中節骨」+「末節骨」母趾(第1趾):「基節骨」+「末節骨」

足部を構成する【足根骨・中足骨・足趾骨】は片側で合計26個、左右合計で56個もあり、全身の骨が200個ほどなので約1/4が足部骨ということになります。

レオナルドダビンチも「工学の傑作」と称賛した優れた構造を持つ足部を構成する【足根骨・中足骨・足趾骨】は、複数の関節やアーチ構造を構成していますが、足部が複数の骨で構成されていることで、体重を分散させたり、バランスをとったり、歩行をスムースに行うことができます。

【足根骨】解剖学構造と特徴

【足根骨】は、名前の通り足の根本となる骨で、近位列の「距骨」は「下腿骨(脛骨・腓骨)」と関節を構成して足首の運動に直接的に関与しています。

近位列 骨特徴位置関係踵骨かかとの骨で足根骨の中でも最大【踵骨】の上に「距骨」前方の「舟状骨」「立方骨」とも関節面を構成距骨足根骨の中で一番近位かつ上部にある骨「下腿骨(脛骨・腓骨)」と「足関節(距腿関節)」を構成下方にある「踵骨」と関節面を構成前方にある「舟状骨」と関節面を構成 遠位列 骨位置関節舟状骨「距骨」前方で足部内側「距骨」および「楔状骨」と関節を構成内側楔状骨「舟状骨」前方に並んでいる3つの骨:内側「第1中足骨」「舟状骨」と関節を構成中間楔状骨「舟状骨」前方に並んでいる3つの骨:中間「第2中足骨」「舟状骨」と関節を構成外側楔状骨「舟状骨」前方に並んでいる3つの骨:外側「第3中足骨」「舟状骨」「立方骨」と関節を構成立方骨「距骨」前方で「外側楔状骨」外側「踵骨」「外側楔状骨」「第4・5中足骨」と関節を構成 【距骨(talus)】解剖学構造と特徴

【距骨】は、足根骨の中で一番近位かつ上部にある骨で、下腿骨である「脛骨」「腓骨」と直接接して「足関節(距腿関節)」構成要素となり、下方にある「踵骨」、前方にある「舟状骨」とも関節面を構成します。

部位特徴関節など距骨滑車上方の凸部「腓骨」および「脛骨」と関節(距腿関節)を構成距骨頭前方凸部「舟状骨」と関節面(距踵舟関節)を構成距骨下面踵骨との関節面「踵骨」と距骨下関節を構成 【踵骨(calcaneus)】解剖学構造と特徴

【踵骨】はかかとの骨で、足根骨の中でも最大です。

【踵骨】の上に下腿骨と関節面を作る「距骨」が乗っていて、前方の「舟状骨」「立方骨」とも関節面を構成しています。

関節構成要素位置関係距踵舟関節【踵骨】「距骨」「舟状骨」【踵骨】上に「距骨」【踵骨】前方に「舟状骨」距骨下関節【踵骨】「距骨」【踵骨】上に「距骨」距立方関節【踵骨】「立方骨」踵骨】前方に「立方骨」 【舟状骨(navicular)】解剖学構造と特徴

【舟状骨】は、「距骨」の前方で足部内側にある足根骨で、「距骨」および「楔状骨」と関節面を構成します。

関節構成要素位置関係距踵舟関節「踵骨」「距骨」「舟状骨後面」【踵骨】上に「距骨」【踵骨】前方に「舟状骨」楔舟関節「各楔状骨」「舟状骨前面」「舟状骨」前方に「楔状骨」 【楔状骨(cuneiform)】解剖学構造と特徴

【楔状骨】は、「舟状骨」前方に並んでいる3つの骨で、内側から「内側楔状骨(medial cuneiform)」「中間楔状骨 (middle cuneiform)」「外側楔状骨(lateral cuneiform)」と呼びます。

大きい順に並べると「内側楔状骨(medial cuneiform)」>「外側楔状骨(lateral cuneiform)」>「中間楔状骨 (middle cuneiform)」になり、「舟状骨」や「中足骨」と接して関節面を構成しています。

骨名特徴位置関係(関節)内側楔状骨内側かつ最大「第1中足骨」「舟状骨」と関節を構成中間楔状骨 中間かつ最小「第2中足骨」「舟状骨」と関節を構成外側楔状骨外側「第3中足骨」「舟状骨」「立方骨」と関節を構成 【立方骨(cuboid)】解剖学構造と特徴

【立方骨】は、「距骨」前方で「外側楔状骨」外側にある骨で、「距骨」「外側楔状骨」前方の「第4・5中足骨」と関節面を構成しています。

関節立方骨面要素踵立方関節立方骨後面踵骨楔立方関節立方骨内側面外側楔状骨足根中足関節立方骨前面第4・5中足骨 【中足骨(metatarsal)】解剖学構造と特徴

【中足骨】は、「足根骨」と「足趾骨」の間にある五本の細長い骨で、足のゆびの骨である「足趾骨」と対応するように5本あります。

【中足骨】遠位端はそれぞれの「基節骨」と関節を構成し、近位端は「足根骨」と関節面を構成します。

中足骨足趾骨(基節骨)足根骨第1中足骨第1基節骨内側楔状骨第2中足骨第2基節骨中間楔状骨第3中足骨第3基節骨外側楔状骨第4中足骨第4基節骨立方骨第5中足骨第5基節骨立方骨 【足趾骨(phalanx)】解剖学構造と特徴

【足趾骨(趾骨)】は足のゆびの骨で、手のゆびと同様に第2趾〜第5趾は、近位から「基節骨」「中節骨」「末節骨」に別れて、母趾(第1趾)のみ「中節骨」がありません。

「基節骨」は「中足骨」および「中節骨(母趾は末節骨)」と「中節骨」は「基節骨」および「末節骨」と近位端および遠位端で関節を構成します。

骨名位置関節基節骨足趾骨(趾骨)のうち一番近位「中足骨」と「中足趾節間関節」を構成「中節骨(母趾は末節骨)」と「近位趾節間関節」を構成中節骨足趾骨(趾骨)のうち真ん中母趾にのみ存在しない「基節骨」と「近位趾節間関節」を構成「末節骨」と「遠位趾節間関節」を構成末節骨足趾骨(趾骨)のうち一番末端部「中節骨」と「遠位趾節間関節」を構成

足のゆびでも手の指のように物を掴んだり離したりなど細かい動きができる機能があり、歩行やバランス保持に重要な役割を果たしています。

【足根骨・中足骨・足趾骨】による関節】と役割

【足根骨・中足骨・足趾骨】は以下の通り、複数の骨結合および関節を構成し、足部集合体として体重を支え、歩行や立位動作をサポートしています。

関節要素距腿関節(Ankle Joint)「下腿骨(脛骨・腓骨)」「距骨」距骨下(距踵)関節(Subtalar Joint)「距骨下面」「踵骨上面(後踵骨関節面)」距踵舟関節「距骨下面」「距骨」「舟状骨後面」踵立方関節「踵骨」「立方骨」ショパール関節(横足根関節)「距踵舟関節」+「踵立方関節」リスフラン関節(足根中足関節)「遠位足根骨」と「中足骨底」中足趾節間関節(MP)「中足骨」と「基節骨」近位趾節間関節(PIP)「中節骨」と「基節骨」遠位趾節間関節(DIP)「中節骨」と「末節骨」

立位歩行においては、足部は地面(床)と唯一接し全身の体重を受け止める場所なので、姿勢や運動パフォーマンスにも大きく影響します。

足部関節の種類や各関節の運動方向について詳しくはこちらの記事にまとめています。

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【足部と足趾】は、普段は靴の中で意識して動かすことが少ないので、「外反母趾」や「扁平足」など解剖学構造が崩れて変形したまま放置され、全身の健康状態に影響を及ぼすしている例もたくさんあります。

【足部と足趾】の解剖学的構造を理解して日頃からメンテナンスを行えば、歩行や立位動作が楽になり、「外反母趾」や「扁平足」などの足の問題を予防できます。

「足のゆびでグー・チョキ・パーをする」「椅子に座って床に敷いたタオルを足のゆびだけでたぐり寄せる」「足首や足のゆびを関節にそって意識的に動かす」などの方法で、【足部と足趾】本来の動きや機能を意識するようにしましょう。

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